年金見込額試算や年金加入記録確認など


   団塊の世代の定年退職が目前に迫ってきました。この4月から高年齢者雇用安定法に基づき定年延長や雇用継続の措置などが取られることになりましたが、60歳で定年退職し、厚生年金の一部をもらいながらのんびりした生活設計をされる方も少なからずおられると思います。いずれにしても、いくら年金がもらえるのかに関心が向うことになります。また、転職を繰り返された方などでは明確な加入状況が分らないため確認してみたい方もいらっしゃると思いますので、この辺りの確認方法等についてご紹介したいと思います。
 以下の方法はいずれも、社会保険庁のホ−ムペ−ジから確認することになります。
 社会保険庁  http://www.sia.go.jp/sodan/nenkin/simulate/index.htm

 1.年金額簡易試算(シミュレ−ション)
 過去の記録等は反映されず、自分の記憶に基づいて条件設定していくことになりますので、場合によっては、本来の年金額とは大きく狂う可能性もありますので、50歳以上の方は多少時間がかかっても「2」を選ばれた方が良いといえます。併用されて、違いを見るのも良いかもしれません。
 (1) 試算の対象となる年金
 @ 老齢基礎年金
 A 老齢厚生年金
 (2) 試算の対象者と条件
 @ 簡易試算を行う時点で、60歳未満の者が対象となる。
 A 年金額は、60歳到達月に退職しているものとして計算される。
 (3) 「年金額簡易試算(シミュレ−ション)」をクリックし、画面に従って国民年金、会社員であった期間とその期間の平均給与月額そして今後の加入見込み期間等を入力すれば60歳から65歳までの各年度の年金見込額が表示されるとともに80歳になるまでの累積受領見込額が表示されます。平均給与額については、生年月日に応じた平均的な額が用意されているのでこれから選ぶこともできます。

 2.年金見込額試算
 「1」と違って、入力した基礎年金番号に基づき過去の加入期間と平均給与月額が記録から計算されますので、入力時点における正確な結果(60歳までは見込)が得られることになります。
 (1) 対象者・・・50歳以上の者
 (2) 結 果・・・年金見込額試算結果と基礎となった年金加入記録が郵送されます。
 (3) 手 順・・・画面に従って基礎年金番号、生年月日、住所、現在の勤務先等を入力すれば、後日年金見込み額が郵送されてきます。

 3.電子申請による年金見込額試算
 「2」と同じですが、電子証明書を取得されている方については、年金見込額試算結果と年金加入記録をメ−ルで受領できます。

 4.年金個人情報提供サ−ビス
 事前にユ−ザ−IDとパスワ−ドを取得しておけば、いつでも年金加入記録が閲覧できます。
 (1) 対象者・・・国民年金の1号・3号被保険者並びに厚生年金の被保険者
   ※ 老齢厚生年金受給者(支給停止中の者を含む)と共済組合は対象外となります。
 (2) 閲覧できるデ−タ
 @ 公的年金制度の加入の履歴(加入制度、事業所名称、資格取得・喪失年月日、加入月数等)
 A 国民年金保険料の納付状況
 B 厚生年金の標準報酬月額、標準賞与額
 C 船員保険の標準報酬月額、標準賞与額