≪ERBACHAER MARUKOBRUNの説明≫

 ここは、「エルバッヒャー・マルコブルン」と書かれています。すなわち、「エルバッハ村」の「マルコブルン畑」で栽培されたブドウを使用して造られたワインであることを示しています。

 ワインを考える場合、畑がどこであるかと云うことは、非常に重要な問題です。ドイツでは、ワインを判断する基準として、ワインの糖度による格付けと地域性とがあります。大きな地域の表示から、 より小さな地域を示す方法により、そのワインの個性を強調する方法がとられています。その最も小さな地域の単位が「畑の名前」です。ただ、畑に対しての格付けはなされていないため、 畑の名前があれば良いワインかというと必ずしもそうだとは云えませんが、一応個性を持ったワインであると判断してもいいのではないかと思います。

 フランスでも、同様に大きな地域名称よりも、より小さな地域名称のワインの方が、個性が強調されていきます。ただ、ボルドーでは最小単位は「村の名前」ですが、ブルゴーニュにいくと、 ドイツと同じように畑の名前が最小の単位となりますが、ドイツと違い、畑ごとに等級格付けがなされていることです。最も有名であり、最も高価なワインである「ロマネコンティ」は、 ボーヌ村にある特級格付けの畑の名前です。わずか1.8ヘクタールの面積しかなく、年間450ケース(5400本)程度しか生産されていませんので、1本20万、30万円という途方もない値段がついています。

 QMP格のワインは、まず畑の名前を持っています。では、どの畑が良いのかとなると個人の好みの問題もあり特定することはできません。
 広島では、ドイツワインを沢山揃えている店がありません。もし、医療関係に勤務されている方でしたら、 ドイツ系の製薬メーカー日本ベーリンガー・インゲルハイムの関連会社(?)にドイツワイン専門商社の神戸シュミットがありますので、 ここのリストを手に入れて直接注文する方法があります。ただ、銘醸ワインは少なかったと思いますが、地酒的な面白いワインを沢山もっていました。

また飲んでみたい畑を挙げておきます。ただ、同じ畑でも醸造元によって違いがありますので、( )書きで醸造元を書いておきます。

≪ラインガウ≫
 キードリッヒ村のワッサロスおよび゛グレーフェンベルク(クレーネシュタイン)
 エルバッハ村のマルコブルン(ジンメルンとシュロース・ラインハルツハウゼン)
 ラウエンタール村のバイケン(ジンメルン)
 ヴィンケル村のハウゼンシュプラング(ブレンターノ)
 ホッホハイム村のドームデヒャナイ(国立醸造所)

 有名な畑として、シュタインベルガー、シュロース・ヨハニスベルク、シュロース・フォルラーツなどがあります。この三つは特別で前に村の名前がつきません。

≪モーゼル・ザール・ルーバー≫
 シャルツホフベルガー(エゴン・ミューラー)(最も好きなワインです。村の名前は付きません。)
 ヴェーレン村のゾンネンウアー(プリュム)
 メアテルスドルフ村のアプツベルク(シューベルト)
 アイテルスバッハ村のカルトホイザーホーフベルク(ティレル)
 ブラウネンベルク村のユッファー(リヒトベルクワイラー)

 有名な畑として、ベルンカステル村のドクター(ターニッシュ)、があります。

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グレーネシュタイングレーネシュタイン ジンメルンジンメルン
ラインハルツラインハルツハウゼン ゲーテワインブレンターノ
国営醸造所国営醸造所 フォルラーツフォルラーツ
シェーンボルンシェーンボルン
エゴン・ミューラーエゴン・ミューラー プリュムプリュム
シューベルトシューベルト ティレル"ティレル
ユッファーユッファー