本の紹介


1.「そうだ、葉っぱを売ろう」          横石知二著 ソフトバンククリエイティブ    1500円
2.「葉っぱで2億円稼ぐおばあちゃんたち」 ビパール地域活性化総合研究所編 小学館 1200円

 事業を始めることは特別難しいことではありませんが、どのような事業を行うか、また行う事業分野が決まっているとしても、何でもやるのではなく、その分野の中で何に特化していくのかが決まっていないと、どのような戦略を立てればよいか何も見えてこないと思います。漠然と間口を広げていた方が仕事に結びつきやすいのではないかと短絡してしまいます。それでもいいのかもしれませんが、仕事の面白さは自分の得意とする分野の仕事ではないでしょうか。「楽しむにしかず」です。
 この二冊の本の題名となっている「葉っぱ」とは、料理のつまものとして料理に彩を添えている紅葉の葉、菊の花、大葉やハランなどを指しています。これらを過疎地の老人たちを組織し、ブランドものとして市場に送り出し、今では2億6000万円の売り上げを誇るビジネスに仕立て上げた、村起こしの?末を仕掛け人の著者がまとめたのが「1」の本です。70歳を超えたお年寄りたちが、フックスやパソコンを使って受注するシステムを創り上げています。これらの本は、私たちの周りには気が付かないだけかもしれないビジネスのビッグ・チャンスが転がっていることを、また、それらをビジネスにどのように結びつけるかのヒントを教えてくれます。「2」の本は、「1」の本の「葉っぱビジネス」を始め、町起こしの25の例を紹介しています。頭を柔らかくし、あらゆる情報を常にキャッチできるアンテナを張り巡らさなければと反省しました。